Grammarlyの使い方と安全性について詳しく調べてみた

English役立ち情報

文法ミスやスペルミスを書いたそばから指摘・修正候補を出してくれる、Grammarlyをご紹介します。

分からない英単語は辞書を引いて調べるけれども、自分の書いた文章のスペルチェックや文法チェックはしていない、という方にはとても便利なツールです。

使い方をご紹介しているブログは沢山あるのですが、安全性についての情報がすぐには見つからなかったので、Grammarlyのセキュリティポリシーのサイトを詳しく確認してみました。

Grammarlyの安全性のセクションに直接飛びたい方はこちらからどうぞ。

Grammarly (グラマリー) とは

3人のウクライナ人が設立

もともと、盗用を防止したいというアイデアが、Grammarlyの前の会社のときに生まれていたといいます。

そして、3人のウクライナ人によって、非英語ネイティブとしての実体験にもとづいて、テクノロジーを活用して、意図することを人に伝えたいという使命のもと、Grammarlyを設立したそうです。

(引用:Bloomberg Wealthの記事、How a Ukrainian Duo Became Billionaires Correcting Work-From-Home Emailsより)

Grammarlyでできること

名前こそ、「Grammarly」ですが、文法ミスのみならず、スペルチェック、スペースや句読点の有無・場所をチェックしてくれます。そしてリアルタイムで、間違っていると判断した単語に赤い波線を引いてくれ、変換候補を表示してくれます。

Grammarlyの紹介動画

非英語ネイティブであるウクライナ人たちが作ったものですから、ウクライナ語よりも英語との距離が遠い日本人にとっても同様に大きなメリットがあるはずです。

さらに英語ネイティブの人々にとっても、同様にメリットがあると思います。

なぜなら、日本語ネイティブでも、日本語の文法ミスをするのと同じく、英語ネイティブでも文法ミスをしますから。

管理人
管理人

先日、クライアントからのトレーニングをオフラインで見る機会がありました。

そのとき、ブカレスト在住というルーマニア人のプレゼンターの画面に、Grammarlyのボタンが一瞬映っていたんです。

ルーマニアの人も、Grammarlyを活用しているんだ!とちょっと嬉しくなりました。

Grammarlyの利用方法

利用する方法は、大きく分けて3種類あります。

\Grammarlyのトップページへ飛びます/
無料で使えます!

1. ブラウザ用のGrammarly拡張機能

Grammarly拡張機能が一番手っ取り早く、手軽に使用できます。

以下、4つのブラウザ向けに拡張機能が用意されています。

  1. Chrome
  2. Safari
  3. Firefox
  4. Microsoft Edge

Install the Grammarly browser extensionのページを開き、以下の赤枠の中から、お使いのブラウザを選択すると、手順が表示されます。(以下は、Chromeのタブが選択されています)

ブラウザごとのGrammarly拡張機能
ブラウザごとのGrammarly拡張機能

2. Windows/Macへインストール

インストールすると、ブラウザ、メールソフト、MS WordなどのアプリでGrammarlyを使用できるようになります。

  1. Windows版Grammarlyはこちらから
  2. Mac版Grammarlyはこちらから
Windows向けGrammarly
Windows向けGrammarly
Mac向けGrammarly
Mac向けGrammarly

3. スマートフォン・タブレットへインストール

AndroidiOS向けのアプリが用意されています。

その名も、Grammarly Keyboardです。

iPhone向けGrammarly Keyboard
iPhone向けGrammarly Keyboard
Grammarly - Keyboard & Editor
Grammarly – Keyboard & Editor
開発元:Grammarly, Inc
無料
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Grammarlyのメリットとデメリット

Grammarlyのメリットとデメリット
Grammarlyのメリットとデメリット

私が使ってみて感じたメリットとデメリットを以下に列挙したいと思います。

メリット

まずメリットですが、何といってもスピーディにミスを指摘してくれる点が挙げられます。

  • 書いたそばから、瞬時におかしなところを指摘してくれる
  • スペルミスのみならず、句読点の有無や位置まで直してくれる
  • 雑にスピーディに書いて、ミスを指摘してもらった方が早い (かもしれない)
  • スペルの記憶があやふやなときは、適当に書いて正してもらうことを期待する
  • 自分が正しいと読点の打ち方が実は誤りだったと気付く

Grammarlyの利用で、自分のための学習になっている点は素晴らしいとも言えます。

定期的にGrammarlyを使用していると、週次で使用状況についてレポートを送ってきてくれます。

  1. 他のユーザーと比較してどれだけ Grammarly を使用したか
  2. 他のユーザーと比較してどれだけ正確だったか
  3. 他のユーザーと比較してユニークな単語を使ったか

1. についてはトップ3のミスを指摘してくれます。

私の場合は、冠詞の間違いがトップ。次に、句読点と略語。その次に To不定詞と前置詞句の混同ということでした。

デメリット

AIなので感情なしに間髪入れずに指摘してくれるのはとても助かりますが…

  • 指摘そのものが誤っていることがある (100%正しい、というわけではない)
  • 書きながら自分でミスに気付いたときの指摘が少々鬱陶しい
  • しばらく利用していないと、利用させようとメールをしてくる

鬱陶しい、というのは言い過ぎかもしれませんので、そこはちょっと我慢します。

Grammarlyの3つのプラン

Grammarlyには無料プランと2つの有料プランがあります。

Grammarlyのプランのページを確認すると、価格は、

  • プレミアムプランが、12ドル/月~
  • ビジネスプランが、12.5ドル/月~

となっています。

Grammarly のプラン

Grammarlyの3つのプランの違い

各プランの違いですが、フリープラン > プレミアムプラン > ビジネスプランの順で使える機能が増えていきます。

Grammarlyのフリープラン、プレミアムプラン、ビジネスプラン
Grammarlyのフリープラン、プレミアムプラン、ビジネスプラン

機能が盛沢山ではあるのですが、日常業務で使用するというのであれば、私は個人的にはフリープランで十分だと思っています。

ただ、論文を書くとか、技術的な文書を書く必要がある、という場合は、「Plagiarism detection (盗用検出)」機能のあるプレミアムプランもしくはビジネスプランがいいでしょう

Grammarlyの安全性

さて、便利なツールであるGrammarlyではありますが・・・

メール作成時に入力した文章や、ブラウザの入力フォームで書いた内容は、どう処理されるのか、安全性が気になるところですよね。

Grammarlyのプライバシーポリシーについて、詳しく確認してみました。

1. セキュリティポリシーの要旨

要旨として以下6点が掲げてあります。

  1. Grammalyは、ユーザー情報を販売しません。企業がユーザーに対して製品の宣伝をするのを支援することはありません。
  2. Grammarlyは無料サービスを提供していますが、ユーザーが有料版にアップグレードいただくことを望んでいます。それがGrammarlyが収益を上げる唯一の方法です。
  3. Grammarlyは、製品の提供のために、信頼できるサードパーティを少数利用しています。
  4. Grammarlyは、製品の提供、保護、および販売促進のためにCookieを使用しています。
  5. ユーザーはGDPRとCCPAの権利を行使することができます。
  6. ご不明点がありましたら、Grammarlyまでお問合せください。

2. セキュリティポリシーについての詳細

要旨に続いて、セキュリティポリシーについての詳細が列挙してあります。そのうち、重要と思われるところを、以下に抜粋しました。

2.1. 情報の収集と使用について

2.1.1. 収集する情報の種類

Grammarlyが収集する情報の種類は以下です。

  • アカウント作成時のデータ (ユーザーの名前、メールアドレスなど
  • ユーザーコンテンツ (Grammarlyでチェックする対象物)
  • デバイスに入っている連絡先情報 (Grammarlyでチェックする対象外とするため)
  • 場所の情報 (デバイスを使っている場所)
  • ログデータ (IPアドレス、ブラウザ種別、設定、Cookie)
  • Grammarlyのサイトやサービスをどう使用しているかの情報 (どのサイトへアクセスしたか、どのリンクをクリックしたかなど、解析のため)
  • デバイス情報 (ハードウェアの種類、ブラウザの種類)
  • Cookie

それなりに重要な情報を収集されていることが分かります。

Grammarlyのセキュリティポリシーとは
Grammarlyのセキュリティポリシーとは
2.1.2. 情報の使用目的

大きな目的としては、ユーザーへの連絡や事業利益のためとしています。

  • サービス、ソフトウェア向上のため
  • ユーザーへのコンタクト (ユーザーがアカウントへアクセスできない、といった問合せをしたとき)
  • マーケティング目的でのコンタクト
  • 統計情報のため。不正行為検出のため
2.1.3. Grammarlyはユーザーコンテンツの中を見るのか
  • 格納されている情報や送信された情報見ないという規則がある。
  • 利用規約違反があり、確認が必要な場合は見るかも。
  • アルゴリズム改良のために見るかも。
  • 人間による校正サービスをリクエストしたら見る。
  • 上記は、権利保護、資産保護、安全保護のため、そして法令順守のため。

2.2. 情報へのアクセスと開示について

  • Grammarlyは、次の場合に限り、個人データを第三者に開示する。
    – Grammarlyの利用するサービスプロバイダーがデータへのアクセスを必要とするとき
    – ユーザーが明示的にデータ共有に同意したとき
    – ユーザーによる利用規約違反の恐れがあるとき
    – 個人の安全保障のため。あるいは、公的機関による合法的な要請があるとき
    – 合併、買収、倒産などの事態のとき
  • Grammarlyはユーザーの個人情報を販売または貸与しない。

2.3. データの保存、転送、保持および削除について

  • Grammarlyに送信された情報は、米国に転送、処理、保存される
  • ユーザーが自身のコンピュータデバイスで本ソフトウェアを使用する場合、お客様が保存したユーザーコンテンツはそのデバイス内に保存されると同時に、Grammarlyのサーバーと同期される。
  • Grammarlyはユーザー情報のセキュリティ保護に努めており、予防策を講じている。ただし、インターネットのデータ通信は、有線・無線を問わず、100%安全であるとは保証できない
  • Grammarlyは、ユーザーデータを保護するために、業界標準の暗号化を使用している。

そもそもインターネットのデータ通信は、100%安全であるとは保証できない、というのは至極当然のことですよね。

とはいえ、便利さの裏にはリスクはつきものなので、そのリスクを十分踏まえた上でのツール利用が求められているようです。

Grammarlyの安全性が気になる
Grammarlyの安全性が気になる

Grammarlyについてのまとめ

Grammarlyの利用は、100%安全かといえばそうでもないことが分かりました。

やはりインターネットを利用するからには、それなりのリスクというか危険性があるようです。

こういった危険性を踏まえた上で、それでも使うか?と問われたら、私は迷わずYESと答えると思います。自分のスキルを補ってくれる賢いツールだからです。

とはいえ、必要に応じて、使う使わないを見極める必要がありそうですね。

この記事がGrammarlyを使う際に、お役に立てれば、と思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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