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通訳の仕事で分かったこと

英語
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個人事業主として独立してから、しばらく経過しました。

収入の柱として3本立てたのですが、そのうちの1本にまずは集中しています。あとの2本は収益化にもっていくまで、大分かかりそうだからです。

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通訳の仕事が来た

私は、フリーランサー向けのサイトにいくつか登録しているのですが、そのうちのサイトの一つ(クラウドワークス)から、直接、通訳の仕事の依頼をいただきました。これは全く予想もしていなかったことでした。なぜならばプロフィールに「通訳」を前面に出してアピールしていたわけではなく、翻訳・通訳・英語レッスンなどができることを記載した上で、補足的に、IT系の経歴があることなどを記載していたからです。ですので、お声がかかった時点でも、複数の方に打診中なのだと認識していました。

が、クライアント様と電話にて面談のようなものを実施した直後に、契約の話がトントン拍子に進んでしまったので、これは候補が他にいなかったか、ごく少ない候補者の中で選定が進んだのだと考えました。

と、同時に、私のような通訳を専門に勉強したことも、通訳を専門に仕事をしてきたこともない者が通訳をしてしまってよいのか、と少々不眠に陥るくらい悩みました。

ただ、先方のおっしゃることには、専門分野のバックグラウンドを持っている人で英語のできる人がなかなか見つからず困っていた、私の経歴に、IT系のとある資格も記載してあったので安心できる、とのお言葉をいただき、専門知識の方を買っていただけたのであればとても嬉しく思い、そのお仕事の依頼を承諾したのでした。

通訳の時給

今回いただいたお仕事の時給は、私が以前会社員として働いていた年俸を時給換算したときの2倍ほどでした。プロの通訳として仕事をしたことのなかった私は、これが高いのか安いのか判断つきかねるのですが、ただ、Google検索で調べてみると、相場よりは安そうだなということが分かります。

でも会社員時代の時給よりは高い。

1-2時間の通訳のために、往復の移動時間が加わるので、これが高いか安いかは、判断が難しいのですが、会議中に油断できるタイミングはほぼないので、エネルギーの消費量と必要とされる集中力から考えると、適正価格なのかもしれません。

実際に通訳をやってみて

さて、実際に通訳をやってみて、ですが、思いのほか参加人数が多かったので、誰がどの役割かを話の中で把握する必要があったのと (実際はあまりできなかった)、固有名詞がそもそも何を指しているのかを理解できずに話が進んでいたので、通訳をスルーした部分、誤訳した部分、二度くらい聞き返して通訳し損ねた部分、がそれなりにありました。大いに自覚しています。

ただ、会議の雰囲気が殺伐としたものではなく、途中、通訳である私に状況の説明をしてくださった方が何人かいて、また自ら英語を話してくださった方もいて、なんとか2時間近くの会議を終えることができたのでした。非常に感謝しています。

クライアント様からの評価

個人的には70点くらいの出来の通訳ではあったのでしたが、とてもありがたいことに継続的に発注していただけることとなり、今に至っています。

回を追うごとに、参加者の方々それぞれの役割、関係図などが分かってくるので、毎回内容は違えど、通訳しやすくなっていくのではないかと期待しています。

一方で、事前に資料の読み込みと理解が必要なため、金額に反映されない作業時間も発生しますが、これは経験を積むための投資と考えています。

まとめ

個人事業主になって、何が一番大変かというと営業活動と固定客の獲得です。

あらかじめ分かっていたことではあるのですが、金銭的な意味で、想像以上にメンタルを削られていきます。と同時に私のスキルやバックグラウンドを買ってくださるクライアント様も実際には存在するわけで、そういった方々といかにコネクトできるか、ということがポイントになるのかもしれません。まだ、今の時点では、「かもしれません」としか言える段階ではないので、濁しておきたいと思います。

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