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TOEIC 990 を取るなら目標と期間設定が肝

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この記事にたどり着いた方は、満点の 990 点を目指したい、もしくは990 点を取るためのコツやテクニック、テキストなどについて調べている方ではないかと思います。

TOEICの点数が800点台で伸び悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたいと思っています。

英会話の上達に効果的だったこと3つ

上記の過去記事では、英会話の上達に効果的だったことのひとつとして、TOEIC対策を上げました。

これでもか、これでもかとTOEICを受け続け、980 点 (Listening: 495、Reading: 485)を二回取るところまでたどり着くことができました。

ここで、なぜTOEICなのかですが、下記のようなニーズが一般的ですよね:

  • 英語を話せるようになって、仕事の幅を広げたい。
  • 会社のルールで、xxx点以上を取得しなければいけない。

ですが、800点を超えている人にとって、満点まで点数を引き上げることは並大抵のことではないはずです。そこにはそうさせるモチベーションがあると思います。TOEICで満点を取れたら、転職に有利になる、昇格に有利になる、など。

はたまた、TOEICで高得点が取れていたらリストラの危機を乗り越えられるかもしれない、とか。(これ実際のところ、私のことです。英語ができたおかげで、その当時勤めていた会社にリストラされずに済みました。そのときはまだ 900 点台前半でした。)

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TOEIC 990 点を目指したきっかけ

私が990 点を目指した一番のきっかけは、800点半ばにとどまっていたのを押し上げたかったというのがあります。

私は英語学専攻なのですが、それなのにTOEIC 800点台というのが、非常に歯がゆい思いをしていました。

英語を専攻してて、その程度?みたいな反応を実際にされたわけではありませんが、その点数では終われない。その程度で英語が得意なんて、口が裂けても言えないと感じていました。

当時、自分自身で、英語と簿記とITの3本の基礎をちゃんと積み上げて、伸ばせるところはどんどん伸ばしていくプロジェクトを進めていました。

・英語については、TOEIC満点。(←結果、満点取れず)

・簿記については、簿記2級合格。

・ITについては、基本情報⇒応用情報⇒データベーススペシャリスト⇒オラクルマスターブロンズ⇒オラクルマスターシルバー。(←結果、データベーススペシャリストは合格できず)

今回は、TOEICについてのみのお話です。(機会があれば、残り二つについても書いてみたいと思います。)

990 を取るために、期間と目標を設定する【超重要】

TOEIC-990
990 点を取るために、期間と目標を設定する【超重要】

本気で資格試験に取り組むとき、一番大切なのはモチベーションです。

最初はやる気がみなぎっていて、例えどんな大きな障害にぶつかっても、絶対やり抜く自信を持っていたはずが、1週間経ち、1か月経つと、当初の意気込みはどこ行った…??もしくは、このモチベーションをいつまで保ち続ければいいんだろう…となります。

人間なので、常にモチベーションを高く保ち続けるのは至難の業です。

そこで、ダラダラ続けていても期待された結果を出すのは非常に難しい。なので、ここでxxカ月以内にxxを達成する、と具体的に、期間と目標を設定してしまうのです。

私の場合は、2カ月以上のモチベーションキープは無理だと、経験上分かっていたので、2カ月未満に設定することが多かったです。

やろうと思い立って、2カ月後のちょうどよいTOEICの日程を見つけたら、計画を立てていきます。この時点でのTOEIC最高点は800点半ばでしたので、満点を目標にしました。

つまり、2カ月以内にTOEIC で満点を取る、というのが目標設定です。

990 のために、とことん勉強に時間を割く

2カ月以内、という期間を設定しましたので、この期間の時間は1にTOEIC、2にTOEIC、3,4が・・・という状況になります。

当時は、会社員でありながら、ほぼ毎日在宅勤務でしたので、始業前の時間と終業後の時間がすぐに自分のために使うことができました。

ある意味、恵まれた環境でした。

平日の朝の30分と夜の1、2時間をひたすら、TOEICにつぎ込んだのです。

今ではなかなかそういった環境は作れないですね。いや、いまは新型肺炎のこともあるので、こういったことは逆にチャンスなのかもしれません。

そして、週末は一日あたり2-4時間は勉強していました。

こういったことを達成するために、目標達成のための期間は、同僚や友人との食事、週末の予定もほとんど入れずに過ごしました。

目標が達成できてもできなくても、2カ月が過ぎたら、試練の期間は終わって晴れて自由の身になれるので、さほど苦にはなりませんでした。

TOEIC 勉強法

特段、複雑なことはしませんでしたが、下記の3点がポイントです。

  • 目標を紙に書いて机の前に貼り、毎日勉強を始める前に、声に出して読む。
  • 勉強を始める前に、英和辞典全頁のフォトリーディングを行う。
  • ひたすらテキスト、問題集を進める。
    過去のスコアから弱点と思われるところは、繰り返し解きました。
  • 覚えられないところは、マインドマップを描いて視覚的に記憶する。

使用テキストと問題集

使用テキストと問題集
使用テキストと問題集

テキストや問題集なくして、TOEIC の勉強はできませんし、計画を立てることもできませんので、どんなテキストを使うか、がとても重要です。

満点取得という目標がありますので、中途半端なテキストでは、数十点のアップしか見込めないと考え、よい評判を聞きつけたイクフンシリーズで極めることにしました。

ちなみにですが、私にはイクフンシリーズが最高にフィットしたのですが、勉強法との相性というのは、ダイエットと同じだと考えています。流行のダイエット法が必ずしも自分に合うとは限らない、試しては挫折し、挫折しては試し…の中でベストが分かるのだと思っています。

イ・イクフンシリーズ

「極めろシリーズ」と「解きまくれシリーズ」があり、前者はテキスト、後者は問題集です。

情報量の多さが半端ありませんので、1回や2回では、全問正解とはいきません。メンタルも十分に鍛えられます。

TOEIC(R)テスト BEYOND 990 超上級問題+プロの極意

書店で見つけて衝動買いしました。
時間の都合上、一度しか解きませんでしたが、満点を取れていない人に対しての「まだまだ努力が足りねーんだよ」という言葉が一番響きました。
それから、自分の目標とする点するより、何割か上乗せしたものを目標とするのがよい、とありましたので、990より上の点数はあり得ませんが、1200点を取るつもりで勉強していました。

TOEIC Test 「正解」が見える

後半部分に、なかなか覚えられない単語があり、テキストの中に描き込んだマインドマップを試験直前に眺めました。これらの単語が実際に試験に出たことはありませんが、見返しておくことで、落ち着きました。

ぺんてる マークシートシャープペン HB 消しゴム 替芯セット

テキストではないのですが、1.3mmのシャープペンってとても役に立つのです。

普通、マークシートってきれいに塗りつぶさないといけないと思っている人って多いと思うのですが、その必要はないんです。

このシャープペンで一往復したもので十分読み取れます。

なので、隅々まで塗りつぶしている時間をセーブして、いつも時間が足りなくて問題が解けずに残ってしまうリーディングに当てましょう。

これが正解です。

ちなみに・・・、TOEIC に慣れている人向けですが、リスニングの途中は、軽く印をつける程度にしておき、リスニングパートが終了し、リーディングパートが始まったタイミングで、すべてのマークを上記の通り、一往復で塗り直します。これは、問と問の合間の無音の時間も、問題文と選択肢に目を通すことに時間を充てるためです。

その分、リーディングのパートに割ける時間が削られますが、一問あたり一往復で塗りつぶせますので、問題なしです。

リーディングのときは、1問解くごとに一往復で塗りましょう。リーディングは時間切れで全部終わらないリスクがありますので、後でまとめて塗ろうとすると失敗します。

まとめ

900点台後半まで来ると、もう英語ができるできないの問題ではなくなってきます。
990点が取れても取れなくても、英語の実力としては、あまり影響しません。

さらに言うと、980点取れても、ミーティングで話される英語が聞き取れないことなんてザラにありましたし、お客さんから、言っていることが分からない、と言われたことも一度や二度ではありません。

そんなときに、ネガティブになるよりは、もう一度説明するなり、聞き直せば済むことだし、分からない単語は調べて覚えればいい、と考えるようにしています。

そんなこんなで、以前よりはお客さんと積極的にミーティングができるようになりましたし、ボキャブラリーも増えたと思います。
英語を頑張っていてよかった、と思うようになりました。

母語ではない言語は、使い続けていなければ、みるみる忘れていきます。
覚えるスピードよりも忘れるスピードの方が速いように思います。

頻度にもよると思いますが、仕事で使っていさえすればOKというわけではなく、常に勉強し続けていかなければいけないんだと思います。

日本はTOEIC至上主義みたいなところがあり、私も満点を追い求める一人ではありますが、TOEICの勉強をしつつ、英語のブラッシュアップにも利用できたら、仕事も楽しくなるんじゃないでしょうか。

TOEIC対策の情報を求めている読者のみなさんのお役に立てれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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