注:この記事は、別々のAmazon マーケットプレイスにて、それぞれセラーアカウントを取得するお話です。一つの Amazon マーケットプレイスにて、複数のセラーアカウントを取得するお話ではありませんので、ご注意ください。
とあるブランドの代理店になるために、Amazon Japan のセラーアカウントが必要になりました。通常は、セラー側がブランドオーナーに対して、販売許可を得るものだと思いますが、運がよいのか、逆にブランドオーナーからセラーアカウントを立ててほしいと依頼されました。
これもご縁の一つかもしれません。
これが私のビジネスの一つとして、ちゃんと走ってくれることを強く強く強く願っています。
アカウントの申請前の疑問…複数アカウント?
もともと、数カ月前に Amazon USA でのセラーアカウントを取得済みでした。このアカウントを作るのに数カ月を要した話は、下記をご覧ください。
それで、そのアカウントを Amazon Japan にも拡大しようと思っていました。アカウント (メールアドレス) が一つの方が、メールボックス上でも管理しやすいし、セラーセントラルの画面でも一元管理できますので。
ただ、ブランドオーナーからの要望は、別のセラーアカウントを立てることでした。完全にアカウントを分けたかったようでして…。良くも悪くも、私の amazon.com アカウントからはあまり売れていませんし。(このことは、そのブランドオーナーには伝えていません)
ふと、そういえば、アマゾンでは、複数セラーアカウントの保持は禁止されているのではないかと思い当たりました。よく、アカウントBANを未然に防ぐために、複数アカウントを保持する方法というのが、巷でブログ記事になっていますしね。
ということで、Google経由で調べてみました。
Amazon の規約では問題なし
Google からアマゾンの規約にたどり着き、下記を確認しました。
出品する地域ごとに維持できるセラーセントラルアカウントは1つのみです。
https://sellercentral.amazon.com/gp/help/external/G1801?language=ja_JP
というわけで、マーケットプレイス (アメリカと日本) が異なるので、問題なさそうだということが分かりました。ただ、私がそれぞれのマーケットプレイスにアカウントを保持していることは、IPアドレスからAmazon側には知られているものと思われます。
アカウントの申請手順
マーケットプレスが異なれば、別のアカウントを保持してよいと分かりましたので、早速アカウントの申請に取り掛かりました。
特段難しいところはなかったのですが、今回提出した資料は下記の二つでした。
- 身分証として、パスポートのコピー
- 銀行取引明細書として、楽天銀行の取引明細証明書
Amazon.com では運転免許証を提出していましたが、今回はなんとなく別のものの方がよいかなと思い (前回の申請にえらく時間がかかりましたので)、パスポートを選択しました。顔写真が載っているページのみコピーを提供しました。
また、銀行取引明細書ですが、利用している楽天銀行のものを提示しました。
明細のダウンロード手順はこちら:
- 楽天銀行にログイン
- 上部メニューのMy Account > 入出金明細 > 取引履歴明細証明書をPDF出力
- 前月の一日から今月の当日日付までを期間指定して、出力 (長期間の履歴は不要と考え、2カ月弱を指定しました)
- PDFダウンロードボタンを押す
- 画面上は何も反応ないが、ダウンロードフォルダにダウンロードされているので、それをアップロード
ちなみに、Google Chrome利用の人はご注意ください。私は、PDFダウンロードボタンを押しても何も反応がなかったので、おかしいと思いつつ5回くらい試した後、もしやと思って、ダウンロードフォルダを確認したところ、いくつものPDFがあることに気が付きました。
あと、最後のステップでこんな質問があります:
- 販売しようとする製品に UPC (Universal Product Code) はついているか
- 販売しようとしている製品の製造業者、ブランドオーナー (ブランドの代理店、もしくは代表) かどうか
- 販売しようとしている製品は、政府登録商標の製品かどうか
この質問もさほど難しくなく、クリアできました。
申請の結果は…
予想を裏切って、申請の12時間後には、承認メールが来ました。
前回、光熱費の請求書を求められたので、今回もだろうと思っていたら、完全に裏切られました。自国以外のマーケットプレイスでセラーアカウントを持つことは、ハードルを高く設定しているのか、それとも二つ目のセラーアカウントだったから基準が緩くなっているのか、それは不明です。
さらに、承認された5時間後には、アカウントの手数料 (約5000円) がクレジットカードに課されました。仕事の早さには度肝を抜かれますが、結果オーライです。
順次、リスティングを進めて、いち早く販売できるようにしたいと思っています。
まとめ
Amazon US でセラーアカウントを取得するより、Amazon Japan でセラーアカウントを取得する方が数倍も楽で速いです。
アマゾン輸入にご興味あれば、ぜひトライしてみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。