Wiseアカウントを開設して、代金の受取り (用途は労働対価の受取り、経費精算の両方) に利用しています。
以前、Wiseの米ドル口座で海外送金を受け取った際の手数料が、意外にも悪くなかったことを以下の記事でご紹介しました。
長らくの間、Upworkで得た収益を出金するのに、Payoneerを出金方法として指定していました。
が、Payoneerの代わりに、Wiseの米ドル口座で出金するようにしたら、手元に多くのお金を残せるのでは?と思い付き、WiseとPayoneerの両方で出金テストをして、どちらがオトクなのかを比較してみることにしました。
- 結論:Wiseの方が手数料、レートともにお得。ただし早くはない
WiseとPayoneerそれぞれで出金して比較した結果
Upworkから、WiseとPayoneerそれぞれで出金したときに、いくらになるかを比較した手順は以下のとおりです。
- ステップ1Upworkにて、a) Wiseの米ドル口座、b) Payoneerそれぞれで100ドル出金 (※同じタイミングで実行)
- ステップ2a) Wiseの米ドル口座、b) Payoneerそれぞれで着金したことを確認
- ステップ3a) Wiseの米ドル口座、b) Payoneerそれぞれから楽天銀行の口座へ出金 (※同じタイミングで実行)
- ステップ4いくら着金したかを比較
かかった時間、手数料、出金額の結果は以下のとおりです。
| 出金方法 | a) Wiseの米ドル口座 | b) Payoneer |
| 指定した出金額 | 100USD | 100USD |
| 着金した金額 | 100USD (手数料ゼロ) | 98USD (固定手数料:2USD) |
| 着金までの所要時間 | 34時間6分 (1日と14時間6分) | 即時 |
| 指定した出金額 | 100USD | 98USD |
| 楽天銀行口座に着金 するまでの所要時間 |
6分 | 10時間41分 |
| 着金した金額 | 15,818円 | 15,364円 |
| 実質レート | 1USD=158.18円 ※100USD⇒15,818円 |
1USD=153.64円 (2USDの手数料含む。※100USD⇒15,364円) 1USD=156.78円 (2USDの手数料含まず。※98USD⇒15,364円) |
| 市場レート | 1USD=160.870円 | 1USD=160.870円 |
同じ100ドルが、Wiseでは15,818円に、Payoneerでは15,364円になりました。
- Upworkから出金するのに、Wiseは手数料ゼロだが、Payoneerは出金金額にかかわらず2USDの手数料がかかる
- Upworkから出金する際、Wiseは34時間と6分かかり、Payoneerは即時着金した
- さらに楽天銀行の口座へ出金する際、Wiseは6分かかり、Payoneerは10時間41分かかった (※ここで出金手続き自体はほぼ同時に行った。公平に市場レートvs実際のレートを比較するため)
- Wiseから楽天銀行口座へ入金された金額は15,818円、Payoneerから楽天銀行口座へ入金されたのは15,364円 (※Wiseの方が454円分得だった)
UpworkからPayoneerで出金するなら、毎回2USDの固定手数料がかかるので、まとまった金額を一度に出金して、出金回数を減らすのが得策といえそうです。
今回のテストでPayoneerよりもWiseの方がお得に出金できることが分かったので、優先の出金方法を、Wiseの米ドル口座に変更しました。
さらにWiseは、出金ごとの手数料もかからないので、ドル円レートが円安に傾いたら、回数を気にすることなくすぐ出金できるので非常に便利です。
- 結論:Wiseの方が手数料、レートともにお得。ただし早くはない
Payoneerには年間アカウント手数料がある
なお、ひとつ忘れてはいけないものがあります。
Payoneerには「年間アカウント手数料」という名の口座維持手数料がある点です。
(以下の画像を参照)

過去12ヵ月で、Payoneerアカウントで6,000USD以上を受け取っていないと、29.95USDがアカウントから差し引かれます。
残高がなければ、入金が発生したタイミングで差し引かれてしまうはず。
この基準額を常に満たすために、Payoneerを使い続けるというのも何だかなぁ、という気がします。
ただ、Payoneerでしか代金を受け取れないサービスも存在するので、そこは利用中のサービスと手数料を比較して、両方使いでいくのか、片方だけでいくのかを決定することになるでしょう。
Wiseの米ドル口座をUpworkの出金方法に登録する
Wiseの米ドル口座をUpworkの出金方法に登録する手順についてもご紹介します。
なお、Wiseのサポートページには、「Upworkから資金を受け取る方法について」というページが用意されていますので、裏技的なものではありません。
ただし、トラブルが発生したときに全面的にサポートしてくれるかというとそうでもなさそうです。※Payoneer利用時と比較した場合。
あらかじめ、Wiseの米ドル口座情報を確認しておきます。(以下の画像を参照)

PDFでダウンロードしておくと便利です。(以下の画像を参照)

上記の情報を手元に用意した上で、以下の手順にて、UpworkでWiseの米ドル口座情報を登録します。
実際に、Wiseの米ドル口座を出金方法に追加する方法は以下のとおりです。
- ステップ1Upworkにログイン
- ステップ2右上のプロフィールアイコンから [Account settings] > [Withdrawals] を選択
- ステップ3[Withdrawal methods] > [Add a method] > [Direct to U.S. Bank (USD)] > [Set up] をクリック

- ステップ4以下のとおり入力して、[Add bank account] をクリック
- Account holder name: ※Wiseの米ドル口座情報参照。Upworkの情報と一致していること
- Account type: Checking ※Individual (個人)/Business (法人) の種別はWiseアカウントの情報のとおり
- Routing number: ※Wiseの米ドル口座情報参照
- Account number: ※Wiseの米ドル口座情報参照
- Confirm account number: ※Wiseの米ドル口座情報参照
- ステップ53日後、追加した出金方法が有効になっていることを確認
- ステップ6(必要に応じて) Wiseの米ドル口座を [Preferred] (優先) にする
私はこの設定で、Payoneerでお金を受け取るサービスがゼロになりました。あとは、Payoneerの年間アカウント手数料を取られないように、他のサービスの利用を始めるか、Payoneerアカウントを閉鎖するか、少し考えてみようと思います。多分後者になりそうです。
一度登録してしまえば、あとは出金に利用するだけです。
Upworkの出金方法:WiseとPayoneerを比較してみた!どっちがオトク・まとめ
今回の記事では、Upworkの出金方法として、WiseとPayoneerのどちらが得なのかを比較してみました。
Payoneerは出金1回で2USDが引かれます。それを抜きにしても、Wiseの方が得であることが分かりました。
レートを比較して、ものすごく大きな差が出たかといえば、そうでもありませんでしたが、チリツモで考えると少しでも手数料・レートが得な方を選択しておいた方が後々大きな違いが生まれそうです。
Wiseの難点をいえば、Upworkから出金するときに34時間以上かかった点ですが、すぐにお金が欲しい!という状況でなければ許容範囲です。
WiseとPayoneerそれぞれで出金した場合の比較表をこちらにも置いておきます。
| 出金方法 | a) Wiseの米ドル口座 | b) Payoneer |
| 指定した出金額 | 100USD | 100USD |
| 着金した金額 | 100USD (手数料ゼロ) | 98USD (固定手数料:2USD) |
| 着金までの所要時間 | 34時間6分 (1日と14時間6分) | 即時 |
| 指定した出金額 | 100USD | 98USD |
| 楽天銀行口座に着金 するまでの所要時間 |
6分 | 10時間41分 |
| 着金した金額 | 15,818円 | 15,364円 |
| 実質レート | 1USD=158.18円 ※100USD⇒15,818円 |
1USD=153.64円 (2USDの手数料含む。※100USD⇒15,364円) 1USD=156.78円 (2USDの手数料含まず。※98USD⇒15,364円) |
| 市場レート | 1USD=160.870円 | 1USD=160.870円 |
なお、当記事の「Payoneerには年間アカウント手数料がある」でも触れましたが、Payoneerは年間アカウント手数料がかかります。(※12ヵ月で6,000USD以上を受け取っていない場合に、29.95USDがかかる)
なおさら、Wiseの方が利便性が高いと感じてしまいます。
- 結論:Wiseの方が手数料、レートともにお得。ただし早くはない
この記事を読んでくださった方が、少しでも手元にお金を多く残せますように。



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