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PayPal 経由で入金を受け取るとき、米ドルが得か、日本円が得か

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フリーランスで仕事をしていると、PayPal で支払いを受け取ることがよくあります。契約は米ドルでの支払いとなっていても、実際、仕事を依頼した側が米ドルで支払うか、日本円で支払うかは、支払う側によりけりです。

例えば、UpWorkは、契約は 米ドルで、実際の支払いも 米ドルでPayPal経由で支払われます (私の場合)。UpWork とは別に、直接契約の仕事もありまして、この契約では、支払い側が米ドルで払うか、日本円で払うかを選択することできました。

今回は、米ドルで受け取った方が得なのか、日本円で受け取った方が得なのかを記事にしました。

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日本円で受け取った場合の金額

作業に対する報酬は、769米ドルでした。支払いを依頼したところ、即座にPayPal から入金してくれました。その際、米ドルで金額を指定したとのことですが、システム側で自動的に日本円に換算して入金されたとのことで、PayPal からの通知を確認してみると、金額は 80,810円。なんとなく少ない。

1ドルいくらかを計算してみると、80810/769=105.084… 1ドルあたり105.1円ほどということが分かりました。

これを日本の銀行口座に引き出すと、そのままの金額 (80,810円) が振り込まれます。PayPal の画面上で金額を教えてくれるので、ここでは金額の確認だけに留めています。「実行」ボタンさえ押さなければ、入金は実行されませんので問題ありません。

なお、引き出し金額が5万円未満のときは、銀行への引き出し手数料として、1回あたり250円がかかります。

銀行への引き出し手数料について

米ドルで受け取った場合の金額

前回の支払いの際、日本円で受け取って何となく少なそうだということが分かっていたので、今回は、支払い側と合意した上で、受取り側の PayPal 上で、一旦返金処理を行うことにしました。

受取り側も手数料はかからず、もちろん、支払い側も手数料なく、支払った金額満額が返金されました。

買い手からの支払いが行われてから180日以内であれば、全額返金、または一部返金を実行できます。


FAQ:買い手に対してPayPal支払いを返金する方法を教えてください。

それから、支払い側のPayPal 上であらためて、米ドルで支払ってもらい (支払い側から PayPal に、米ドルでの入金方法を電話で確認してもらいました)、受取り側で確認すると、769ドルが入金されていました。金額そのままです。

で、こちらの金額を受取り側の PayPal 上にて、 日本の銀行口座に引き出そうとすると、実際の受取額が分かります。金額は81,493円。

1ドルいくらかを計算してみると、81493/769=105.972… 1ドルあたり106.0円ほどということが分かりました。

つまり、 106.0円 ー 105.1円 = 0.9 円の差でした。

約1円ですが、たかが1円。されど1円です。今回は、683円の差が出るところでした。

ちなみに、日本円での入金時と米ドルでの入金時のタイムラグはおよそ4時間ほどでしたので、為替レートによる変動の影響はさほどないと考えています。

結論

報酬が米ドルの場合、日本円での入金より、米ドルでの入金の方がお得です。

入金時の通貨の違いによって、入金金額に差が出てきます。みなさんのお役に立てれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

追記 (2020/1/23)

PayPalサポートに、「支払い側が金額と通貨を指定する際に、特定の通貨のみを指定できるようにするという設定」を、受け取り側で行うことは可能かを質問してみましたが、残念ながら、そういった設定はないそうです。

追記 (2020/3/15)

現在、私の PayPal アカウントには、日本円とアメリカドルの両方が入っているのですが、新型コロナウイルスに端を発する不況に関連して、円高になったり円安になったりで、アメリカドルを日本円で出金するタイミングが非常に難しくなっています。

それを考えると、日本円で入金してもらった方がある意味、安定しているともいえるかもしれません。

そういうわけで日本円に出金できずにいて、早くレートが安定してほしいと切に願っている状況です。

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