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Memsourceの使い方3:DeepLとの連携方法2つ

DeepL
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Memsourceパーソナルエディションは、2022年6月をもって使用できなくなります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

Memsourceの使い方全般と、用語集の作成とインポートの方法についてご紹介してきました。

今回は、機械翻訳として性能の高さが評価されているDeepLを、Memsourceへ組み込む方法を2つご紹介したいと思います。

料金も違えば、それぞれにメリット・デメリットもありますので、MemsourceからDeepLを呼び出したいけれど、どうすればいいか迷っている方の参考になればと思います。

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MemsourceとDeepLの連携方法

MemsourceとDeepLの連携方法は2つあります。

まずは、それぞれの方法についてご紹介します。

方法1. Memsource=チームスタート+アドオン、DeepL=登録しない

まず1つ目の方法ですが、

  • Memsourceをチームスタートエディションで登録した上で、Memsource Translateというアドオンを追加します。
  • DeepLは単体では登録をしません

Memsourceの無料エディション=パーソナルの場合、Memsource Translateというアドオンが使えません。アドオンを使うためには、チームスタートにする必要があります。

日本語ページが開きます!

1の場合の月額料金

料金は、月額で27ドル (Memsourceチームスタート) +7ドル (Memsource Translateアドオン) =34ドル (約3,900円) となります。

Memsourceの料金ページはこちらです。

方法2. Memsource=パーソナルエディション、DeepL=Advancedプラン (オススメ!)

そして2つ目ですが、

  • Memsourceをパーソナルエディションで登録します。
  • DeepLをAdvancedプランで登録します。

2の場合の月額料金

Memsourceをパーソナルエディションで登録した場合は無料ですので、DeepLのみ料金がかかります。

月額で2,500円となります (年払いにしたときの月額換算料金です)。

個人またはチーム向けのタブを見てね!

MemsourceからDeepLを連携する方法

上記2の方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ご参照ください。

2つの方法のメリットとデメリット

MemsourceとDeepLの連携
MemsourceとDeepLの連携

ここでは、2つの方法のメリットとデメリットをご紹介します。

方法1 (Memsource=チームスタート+アドオン、DeepL=登録しない) のメリット

メリットとして2つ挙げました。

  1. Memsource Translateから利用できる機械翻訳エンジンが非常に豊富
  2. 30日無料のトライアル期間がある

1. については、Memsourceがサポートしている機械翻訳エンジンの一覧をご覧いただくと分かりやすいと思います。

7ドルのアドオンで、以下の一覧から自由に選択・利用ができます。

機械翻訳エンジン名備考
Amazon Translateすぐに使用できる「フル接続済み」
DeepLすぐに使用できる「フル接続済み」
Google AutoMLグロッサリー機能あり
Google Translateすぐに使用できる「フル接続済み」、グロッサリー機能あり
Human Science
Microsoft Custom Translatorグロッサリー機能あり
Microsoft Translatorすぐに使用できる「フル接続済み」、グロッサリー機能あり
Rosetta Translateすぐに使用できる「フル接続済み」
Systran PNMT
Tencent TranSmartすぐに使用できる「フル接続済み」
Ubiqus NMT
Yandex Translate
Memsourceがサポートしている機械翻訳エンジンの一覧

また、2. については、トライアル期間が終了しても、自動的に請求はされません。

Q: トライアル期間終了後、自動的に請求されますか?
A: いいえ、されません。ご契約いただいた場合のみ請求されます。

料金⇒よくある質問

この点は安心ですね。

方法1 (Memsource=チームスタート+アドオン、DeepL=登録しない) のデメリット

  • 方法2よりも割高になります。

方法1だと3,900円ほどで、方法2だと2,500円ですので、1,400円の差があります。

年にすると16,800円ほどです。

方法2 (Memsource=パーソナルエディション、DeepL=Advancedプラン) のメリット

方法2についてですが、

  • 方法1よりも安価に利用できます

方法2 (Memsource=パーソナルエディション、DeepL=Advancedプラン) の方が方法1よりも、月あたり1,400円お得になります。

方法2 (Memsource=パーソナルエディション、DeepL=Advancedプラン) のデメリット

方法2のデメリットとしては、

  • 機械翻訳エンジンとして利用できるのは、DeepLのみとなります。

他の機械翻訳エンジンは、個別に契約しない限り、有効になりません。

注意点

  • すでにDeepLのStarterプランを使用中で、Advancedへアップグレードしようとすると、30日のお試し期間はありません。
    すぐに差額を課金されます。(以下の画像を参照)
DeepLをStarter→Advancedプランへ変更する
DeepLをStarter→Advancedプランへ変更する

回避方法としては、別のメールアカウントと別のクレジットカードで登録することです。

DeepLは初回登録時に、クレジットカード情報を登録する必要があります。

  • Memsourceについても同様で、すでにMemsource のパーソナルエディションを使用中で、チームスタートエディションへアップグレードしようとすると、30日のお試し期間はありません。
    すぐに課金されます。(以下の画像を参照)
Memsourceをパーソナルからチームスタート変更する
Memsourceをパーソナルからチームスタート変更する

まとめ

MemsourceからDeepLを連携しない状態で使うことも可能です。

DeepLでの機械翻訳を活用したい、けれど連携はまだしたくない、という場合は、Memsourceのブラウザと、DeepLのブラウザを別々に立ち上げ、DeepLの翻訳をMensourceに貼り付ける、というアナログな方法もあります。

それでも、Memsource内には翻訳メモリとして蓄積されるので、この方法もありかもしれません。

とはいえ、効率はかなり悪くなりますので、投資する準備ができた時点で、ご紹介した方法1もしくは方法2で、連携することをオススメします。

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