フリーランスから正社員に舞い戻った理由3つと注意点7点

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ツイッターアカウントのプロフィールや、当ブログページの右側に出てくるプロフィール欄には、フリーランスから正社員に戻ったことを書いているのですが、記事として書くのはこれが初めてです。

フリーランスから正社員に戻って、数ヵ月が経過して、会社員生活と副業の両立の仕方が何となくわかってきましたので、ここまでの経緯を整理するとともに、 フリーランスから正社員に戻って感じたメリット・デメリット 、正社員に戻るにあたっての注意点を列挙していきたいと思います。

フリーランスから会社員に舞い戻ったきっかけ

1. 元同様からの誘い

一言でいうと、かつて一緒にチームで働いたことのある元同僚から、彼の働く会社でのポジションへの紹介があったからです。

フリーランスを始めて3年目に突入しようとしていたときで、まだまだ私はフリーランスでやるんだ!と息巻いていたときではありました。

が、カジュアル面接から始まり、レジュメ提出、一次、二次、三次と進むにつれて、このポジションを逃したくない、と思うようになったのも事実です。

あと、直属の上司になる方と何度か話をして、この人と一緒に仕事をしてみたい、と興味が沸いたのももう一つの理由です。

さらにあと一つ挙げるとするなら、私と同時進行の候補者がもう一人いまして、このポジションを取られてなるものか!と勝手に対抗心を燃やしたことも、忘れないうちに書いておきます。

(後で仕事が辛くなったときに、このブログを自分で読み返して、何か思いとどまるきっかけにするために…)

フリーランスから会社員に戻ろうと決めた理由

2. フリーランスビジネスの閑散期

ほんの数ヵ月前は、寝る間も土日の時間も惜しむほど、バカみたいに忙しかったのに、ちょうどそのときは、朝活 (読書) がとても捗るし夜は早く寝られるし、という、フリーランスビジネスの閑散期でした。

また忙しくなることが見込まれたので、大して営業活動はせず、でした。

その結果、売上は激減し、やっぱり営業活動をしようか、と思い始めた矢先の連絡でした。

3. 金銭的な危機

上記と関連しますが、売上がなければその翌月に入ってくる収入も激減するわけで…。

このままでは、これまでの売上を切り崩して生活するのが数ヵ月続いて、いつか個人口座のお金を食い潰す、または保険の解約をしなくてはいけなくなるのではないか、という不安を抱えるようになりました。

そんな数ヵ月収入が激減するくらいで死ぬか!?という気がしないでもないですが。

会社員としての待遇

当たり前のことを列挙していきます。

1. 給与が出る

ごくごく当然のことを書きますが、毎月決まった日に給与が振り込まれます。

2. 有給が出る

これまた当然のことですが、有給休暇が付与されます。

3. 賞与が出る

これまた当然のことですが、賞与が出ます。

私は営業職なので、営業成績に応じた賞与が支給されます。

これまでサポート系の仕事をしたことがない私にとって、会社の業績次第で自分がどんなに頑張っても賞与に反映されなかった経験が自分の記憶の多くを占めていたのですが、数字に応じた賞与というのは目からウロコでした。

営業を経験したことのある方であれば、そんなこと当然なのでしょうが、頑張って営業活動をして、それが営業成績に反映されて、さらにそれが自分への賞与に反映されるなんて、単純明快で、私はとてもやる気が出ました。

今もそのやる気を持ち続けています。

(まだ半年も経っていませんので、当然ですね。)

4. 副業可

これは入社前から会社側と話はしていて、副業の許可は得ていました。

なので、翻訳の仕事は細々と続けています。(平日夜や土日を利用)

フリーランスから会社員に戻るときの注意点 (やるべきこと)

終わってしまえばなんてことないのですが、雇用主の会社がやってくれることと、自分でやらないといけないことがそれぞれあります。

1. 健康保険の切り替え

以前の会社員時代の健康保険を任意継続していました。

新たに会社の健康保険組合に加入する手続きは、すべて会社がしてくれたので、個人でするべきことはありませんでした。

2. 健康保険料の還付手続き

その健康保険組合のウェブページ > Q2を確認すると、返金手続きをする必要があると記載があります。

手間ではありますが、ある程度まとまった金額ですので、返金してもらえるのはありがたいことです。

返金手続きをして、約1月半後に、指定の銀行口座に返金があったことが確認できました。

3. 年金の切り替え

以前会社員を辞めたタイミングで、厚生年金から国民年金へ切り替えていました。

今回、正社員に戻ったタイミングで、会社が厚生年金加入の手続きをしてくれましたので、個人で何かの手続きをしなくてはいけない、ということはありませんでした。

4. 年金保険料の還付手続き

上記の年金切り替えと関連しますが、年金保険料についてです。

年払いの方が少しお得なので、途中から1年払いにして、4月に一括で支払っていました。

日本年金機構のQ&Aページ「重複して納めた国民年金保険料を返してもらうにはどうしたらいいですか。」を見ると、国民年金保険料の還付を請求するための書類が送られてくるとあります。

入社してほんの数日で、以下の「国民年金保険料過誤納付額還付・充当通知書」が郵送されてきました。(以下画像参照)

国民年金保険料過誤納付額還付・充当通知書
国民年金保険料過誤納付額還付・充当通知書

この書面の右側に還付請求書がついており、必要事項を記入し返送する必要がありました。

郵送後、1月半ほどで、指定の銀行口座に振り込まれていることが確認できました。

通知が来るのはとても迅速でしたが、着金まではそれなりに時間がかかりました。

健康保険料と違い、国民年金から厚生年金の切り替えは、管轄組織 (年金事務所) から自動的に通知が送られてくるのは助かります。

健康保険の方は、返金手続きを自らする必要があります。

5. 住民税の支払い

5月頃に住民税の納付書が送られてきていましたが、入社前までにすべての納付書 (4回分) を支払い終えました

支払い期限がまだ来ていないものについては、会社の給与から天引きしてもらうこともできましたが、1) フリーランスとしての昨年の収入を知られること、2) 来年以降も天引きになることで、引き続き、副業の収入を会社に知られることを回避したかったので、そうしました。

2022年春の確定申告の際にも、「普通徴収」とすることで、今後も住民税は自分で納付する予定です。

会計ソフトfreeeで確定申告をしている場合は、こちらのヘルプページを参照すると、住民税の徴収方法を普通徴収にすることができます。

特別区民税・住民税納税通知書
特別区民税・住民税納税通知書

上記の「特別区民税・住民税納税通知書」の画像右下 (赤い囲み) にある通り、納期限はそれぞれ、第1期:令和3年6月30日、第2期:8月31日、第3期:11月1日、第4期:1月31日の4回です。

私が入社したのは秋で、第2期から第4期をまとめて支払いました。

支払った当時は痛い出費でしたが、給与が毎月振り込まれ、その中から住民税の引き落としだけはないことを考えると、今おいしいということに気付きました。

とはいえ、朝三暮四のようなものです。

6. 廃業届の提出

フリーランスでの事業を完全に辞めるのであれば、廃業届を提出する必要があります。

[概要]新たに事業を開始したとき、事業用の事務所・事業所を新設、増設、移転、廃止したとき又は事業を廃止したときの手続です。

[提出時期] 事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください。なお、提出期限が土・日曜日・祝日等に当たる場合は、これらの日の翌日が期限となります。

[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続: https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

私の場合は、副業として一部の業務を正社員として雇用されている間も継続することが会社に認められたため、廃業届を提出せずに、事業を続けています。

7. クライアントの整理

1日8時間 (昼休みも入れると9時間)、正社員としての労働時間に充てられるとすると、それ以外でできるフリーランスビジネスの量 (数?) は限られてきます。

そこで、割に合わないクライアントと、利害関係に抵触する恐れのあるクライアント (同じ業界) とは、さようならをすることに決めました。

前者は、通訳業務をしていたクライアントでしたが、幸か不幸か、システムが安定稼働するにつれて、開発に関わる会議が目に見えて減っていき、通訳をする機会と稼働時間が皆無に近くなりました。また、時間帯についても平日昼間 (午後) であることが多く、 両立することが困難になることは容易く予想されましたので、時間的に余裕を持って、契約終了のお願いを先方に伝えました。

後者は、自分の裁量で作業を進めることができ、かつ実入りのとてもよい仕事だったため、状況が許すのであれば、手放したくないクライアントでした。

こちらは、少し特殊で後任者を見つけるのに苦労しましたが、なんとかぴったりの後任者を見つけることができ、そして引継も無事完了することができました。

良くも悪くも、クライアントの数が多くなかったため、そこに大きな労力を割くことなく、スムーズに撤退、引継を完了することができました。

会社員に舞い戻って思うこと

定職があって、毎月給料日に入金があることはとてもありがたいことです。

私のスキルや得意なことにマッチした職種を得ることができ、このポジションを紹介してくれた元同僚には頭が上がりません。

と同時に、副業である翻訳をする時間が限られ、平日の早朝や夜、週末に翻訳業務を進めることの大変さも実感しています。

空いた時間で副業ビジネスを拡大していきたいと考えているので、翻訳の方もスキルアップ、スピードアップに磨きをかけていきたいと考えています。

本業があるから副業を頑張れる、副業があるから本業を頑張れる、といった好循環で今年の残り、そして来年も努力を怠らず、成長を続けていけたらと強く願っています。

会社員に舞い戻って感じたデメリット

1. 副業の時間が取れない

平日8時間は会社のための時間として確保されるので、副業の時間を以前ほど取れなくなりました。

そして収入も限られるようになりました。(副業に割ける時間が激減したので)

一方で、時間の使い方は気をつけるようになったので、時間管理の面ではスキルが上がったと思います。

2. 規則正しい生活がつらい

慣れの問題ですが、平日は朝決まった時間に起床し、始業前にはデスクにつく、というのは過去に会社員をやっていたとしても、なかなかつらいものです。

半年も経てば、慣れるはずです。

逆は半年くらいで慣れたと記憶しています。当時は、ストレスから全身じんましんが出て、一時期大変でした。

今はそんなことは全くないので、必要最低限のストレスレベルかもしれません。

会社員に舞い戻ったデメリットとして思いつくのはこれくらいです。

まとめ

今後、またフリーランス一本に戻る可能性もなきにしもあらずです。

ただ、今回のご縁も非常にありがたいものであったので、この機会を無駄にしないように、自分の成長に活かしていけたらなと思っています。

一度、フリーランスになったからといって一生死ぬまでフリーランスで働かなくてはいけない理由はありませんし、自分の信じる道を進んでいけばよいのでは、と考えています。

もし、この記事を読んでいる方が今フリーランスで会社員に戻ることを検討中だとしたら、私は自信を持って「会社員に戻っても大丈夫」と声を大にして言いたいですね。

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